シンポジウムのお知らせ(教師教育学会第33回研究大会)
9月30日・10月1日に開催予定の教師教育学会第33回研究大会にて、本課題研究の企画によるシンポジウムを実施致します。
下記に詳細をお示しいたしますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。
【趣 旨】
課題研究2「大学教育と教師教育」では、大学における教員養成のあり方について学際的・総合的な検討を行い、学術的基盤に基づいて日本独自の教員養成モデルを構築し、政策提言を行うことを目的とし、3年間わたる研究活動を展開してきた。
具体的には、教員養成の「制度」と「カリキュラム」という二つの観点から、理論的および実証的アプローチを統合的に推進することを通して、大学における教員養成の理念や実態を明らかにするとともに、そのシステムの再構築に向けて、日本における教員養成の新たな高度化に向けた将来像を「グランドデザイン」として描くことを目的とした。とりわけ、大学における教職課程についての基本的な考え方を確認するとともに、その理念を現実化するためのカリキュラムや制度のあり方について、「多様性」と「共通性」をともに重視しつつ検討を深めてきた。また、その研究プロセスにおいては、有識者へのインタビューやより多くの関係者を対象とする質問紙調査を実施するとともに、学会内外に広く意見を求めることを目的とした公開研究会を複数回にわたって開催することなどによって、研究成果の妥当性について検証を進めてきた。
本研究大会では、われわれの研究の最終成果を「グランドデザイン」として提案するとともに、識者からのコメントをいただきつつ、参加者と活発に協議を行い、大学における教員養成の今後のあり方について、さらに検討を深めていきたい。
【コーディネーター】
浜田 博文(筑波大学)
【報告者】
鹿毛 雅治(慶應義塾大学)
牛渡 淳(仙台白百合女子大学)
岩田 康之(東京学芸大学)
勝野 正章(東京大学)
【指定討論者】
三石 初雄(東京学芸大学)
【開催日時】
10 月 1 日(日) 14:45~17:45
赤門総合研究棟2階 A200教室
【参加申込】
参加につきましては研究大会のwebサイトより申込と受付の詳細をご確認ください。
https://33rd.jsste.jp/program